「西日本で消費量少ない」ホタテ、イベントで発信 国産海の幸を支援 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「西日本で消費量少ない」ホタテ、イベントで発信 国産海の幸を支援

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 福島第一原発の処理水の海洋放出を受け、一部の国や地域では日本の水産物に対する輸入停止措置が続いています。特に輸出量の多かったホタテなどの国産海産物をめぐり、国内では消費拡大を目指す動きが進んでいます。

 5月18日、神戸市で開催された「第52回神戸まつり」にも、こうした背景を受けたグルメブースが登場しました。北海道産ホタテを使ったメニューを販売する「ホタテ応援隊」のブースでは、開始直後から20人以上の行列ができる盛況ぶりを見せました。

「ホタテ応援隊」のブース

 提供されたのは、しょうゆで香ばしく焼き上げた「ホタテ串」のほか、料理コンテストの受賞作や高校生とのコラボメニューなど、多彩なラインナップ。主に北海道産のホタテを使用した、これまでとは一味違う新たなホタテの魅力を感じられるグルメに、来場者は舌鼓を打っていました。

神戸まつり「ホタテ応援隊」ブースのメニュー
ホタテ串と、ホタテのおにぎり

「ホタテ串」は、ボイルホタテをしょうゆで香ばしく焼き上げた串焼きで、定番ながら根強い人気のメニュー。実際にその場で焼きたてをいただくと、ふっくらとした肉厚の貝柱に加え、ヒモや卵などの部位も使われており、まさに「ホタテを丸ごと味わう」ぜいたくな1本。焼き立てならではの香ばしさとジューシーさが格別でした。

「ホタテ串」

 また、「漬けホタテの大葉おにぎり」は、今年3月、西宮市の「ららぽーと甲子園」で開催されたホタテレシピコンテストのグランプリ作品。ゴマと大葉を混ぜ込んだごはんの上に、漬けにしたホタテの貝柱を乗せたさっぱり味のおにぎりです。

 食べてみると「ホタテに漬け?」という意外性からはじまり、そのおいしさに感動。プリッとした生ホタテの食感に、しょうゆベースの味付けがしっかり染み込み、風味豊かな大葉と相まって絶妙なバランス。柔らかく握りたてのごはんとパリッとしたのりが、さらにおいしさを引き立てていました。

「漬けホタテの大葉おにぎり」
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三上公也の朝は恋人 (3) | ラジオ関西 | 2025/05/22/木 09:00-10:00

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