「ホタテ佃煮おにぎり」は、鹿児島城西高校の調理科の生徒が考案した一品。ホタテの甘みを活かした上品な味わいの佃煮が、ごはんと絶妙にマッチします。
こちらも実食。ひと口食べると口いっぱいに広がる優しい甘みとコクに、思わず頬がゆるみました。お酒のアテとしても楽しめそうです。余談ですが、鹿児島城西高校といえば、ヴィッセル神戸で大活躍中のサッカー元日本代表FW大迫勇也選手の出身校でもおなじみですね。

それらをイベントで味わいつつ、購入時に配布されたレシピをもとに自宅で「漬けホタテ」に挑戦。調味料と混ぜるだけの手軽さにも関わらず、家族からも大好評。イベントでホタテのおいしさを知り、自宅でも手軽に楽しめるという“二度おいしい”体験ができました。


この「ホタテ応援隊」は、イベントへのキッチンカーやブースの出店や、百貨店・スーパーマーケットでのフェアを通じて、国産ホタテの魅力を広く知ってもらおうというプロジェクト。
同プロジェクトを担う東京電力ホールディングス株式会社の金子顕さんは、「まずはホタテからですが、今後は他の国産水産物にも広げていきたい」と今後の展望も語ります。
金子さんによると、総務省の家計調査では、西日本地域はホタテの消費量が比較的少ない傾向があるとのこと。「だからこそ、イベントを通して実際に味わってもらい、『また食べたい』という気持ちを広げていきたい」との思いを込めて、今回の神戸まつりへの出店を決めたそうです。
兵庫県でのイベントは、今年3月の「ららぽーと甲子園」に続いて今回が2回目。関西での活動はまだ5回程度と始まったばかりですが、今後も継続的に実施していくそう。詳細は同プロジェクトの公式サイトに順次掲載される予定です。
取材・文=森本真由




