この文化プログラムは、異なる文化的背景を持つ音が重なり合う『VOICE and ECHO(響きと声)』と題され、両国の声が響き合う幻想的な空間を演出した。



また、大屋根リングの下で繰り広げられたパレードでは、伝統舞踊団のダンサーや、パビリオンのスタッフなどが参加。 ラトビアの伝統楽器「トライデクスニス」をはじめ、アコーディオンやバイオリンなどを奏でた。


公式セレモニーでは、エドガルス・リンケービッチ大統領が登壇し、ラトビアが1925年のパリ万博に参加して100年という記念すべき節目の年にあたることに触れ、「ラトビアの大阪・関西万博への参加は、経済外交のさらなる発展に向けた重要な一歩であり、国際社会における存在感を高める機会だ」とスピーチした。


このほか、会場内ではビジネスフォーラムも開かれ、「スマートシティ」「モビリティ」「エネルギー」分野で、日本、ラトビアで活躍する専門家が活発に議論した。


この日、来場者数が20万人を突破したパビリオンでは約300種の薬草を展示している。これらは製薬やバイオ化粧品業界に効能や活用法に関する知見をもたらしている。






