『播州織』玉木新雌さん、しなやかに… 西脇高校ファッションショー、華やかに… 大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『播州織』玉木新雌さん、しなやかに… 西脇高校ファッションショー、華やかに… 大阪・関西万博

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 大阪・関西万博の会場・夢洲にしなやかな播州織がたなびく。

大阪・関西万博のシンボル・大屋根リングのもとで鮮やかな色合いが映える播州織〈2025年5月25日 大阪市此花区・夢洲〉

 兵庫県が展開する体験型観光事業「ひょうごフィールドパビリオンウィーク」。

播州織アーティスト・玉木新雌さん 2004年に「tamaki niime」ブランドを立ち上げ、2010年に西脇市へ移住

 兵庫県西脇市を中心に生産される綿織物、播州織ブランド「タマキニイメ」を展開する玉木新雌(たまき・にいめ)さんは「こんなに柔らくて、優しい素材は他にないんですよ」と、自信をもって呼びかける。

自らの姿をジャガード織りに 織りで複雑な柄を作り上げるため、プリント柄とは異なり立体的に
裏側もしっかり編み込まれている「まるで写真のネガのよう」

 播州織は、江戸中期に宮大工が京都・西陣から技術を持ち帰ったのが始まりとされる。糸を先に染めて柄を織り出す「先染め」という製法。自然な風合いと豊かな色彩、肌触りの良い生地に仕上がる。

 福井県生まれの玉木さんは、服飾を学び、伝統産業・播州織に魅せられ、2010年から西脇市に拠点を移す。同市出身の現代美術アーティスト・AYUMI ADACHIさんとコラボレーションしたワークショップでは、播州織のハギレとダンボールを使って、新たなアートに生まれ変わらせた。

玉木新雌さん 播州織のハギレとダンボールを使ったアート「織り合い ORIAI」をバックに
大屋根リングと播州織、ナチュラルな色合いがマッチする
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