ハギレをつなぎ合わせてヨコ糸とし、ダンボールに張ったタテ糸に通す、手織りのような作品「織り合い ORIAI」は、独自の世界観が。

また翌日の26日、万博会場内「ギャラリーWEST」で開かれた「ひょうごフィールドパビリオンフェスティバル」では、兵庫県立西脇高校・生活情報科の全学年約120人の生徒たちが播州織の布で作った衣装を身にまとい、ファッションショーを開いた。




LGBTQ(性的少数者)やユニバーサルデザイン、ウェディング、西脇チェックなど13のテーマを設けた。授業の一環としてデザイン画の作製や生地の裁断、縫製に取り組み、卒業生がこれまでに制作した作品も含め、約100点を英語や手話を交えて紹介した。




ウェディングドレス姿で登場した3年の女子生徒(17)の母親は、「いつか、リアルの花嫁姿を見ることになるんだなぁという思いもあり、感慨深いファッションショーでした」と微笑んだ。







