家族や友人などで集まった時、ゲームで盛り上がることはしばしば。TVゲームやボードゲームなど様々ありますが、パーティゲームでおなじみのひとつといえば「黒ひげ危機一髪」を思い浮かべる人も多いのでは?
穴のあいた樽にナイフを順番に刺していき、首だけ出した黒ひげが「飛び出したら“アウト”」という単純明快かつスリリングなゲーム性がテンションを大いに盛り上げてくれます。
さてこの黒ひげ危機一発、発売から50周年を迎えるそう。それにあたり、ゲームの“ルール変更”がなされたという気になる情報を聞きつけた筆者。どういうことなのか、株式会社タカラトミーに話を聞きました。
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1975年7月1日に登場した同商品。誕生のきっかけは、当時の開発担当者たちが鎌倉で行っていたアイディア合宿においての発案だったそう。
「黒ひげが飛び出したら“勝ち”」という、遊んだことのある大半が認識しているであろうものとは真逆のルールで商品化され、大人も子どもも楽しめるアイテムとしてファミリー層をターゲットにしていたといいます。
「近年は大人が購入する場合も多く見受けられます。さらに、高齢者向けの施設で使われているというお話も。『簡単に短時間で遊べる』『手先を使う』『飛び出しアクションがちょうど良い刺激になる』などがご高齢者に適していると聞きます」(タカラトミー)
商品名も今とは異なっており、「一発」というシンプルを極めたネーミングで、これは「勝敗が一発で決まるゲームだから」というところから付けられたのだとか。




