ウクライナ「勇敢な姿、停戦後に向けて」ノルウェー・アイデ外相、パビリオン訪問 大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ウクライナ「勇敢な姿、停戦後に向けて」ノルウェー・アイデ外相、パビリオン訪問 大阪・関西万博

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 訪日中のノルウェーのアイデ外相が2日、大阪・関西万博のウクライナパビリオンを訪れた。

大阪・関西万博 ウクライナパビリオンを訪れるエスペン・バース・アイデ ノルウェー外相〈2025年6月2日午後 大阪市此花区・夢洲〉

 ロシアからの軍事侵攻は3年を超えた。アイデ外相は、「ウクライナの人々が立ち上がる姿は、サポートする我々ノルウェーにとって勇敢に映る。政治的・経済的支援はとても重要だ。停戦に向けての交渉も後押ししたい」と述べた。

 また「和平交渉やさまざまな支援など、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国が一致団結しなければならない」と決意を新たにした。

 ウクライナパビリオンは「NOT FOR SALE(非売品)」がテーマ。
 展示品に付いたバーコードを専用端末で読み取ると、戦時下のウクライナの人々の状況を伝える映像が流れる。展示品は自由や独立など、国民の思いを込め、売り渡すことのできない価値を表現している。

 アイデ外相はパビリオンの展示について「ひとつひとつにストーリーを感じる」と述べた。最も印象的だった展示は、反戦デモで使われ、言論の自由を表す拡声機や、戦争に巻き込まれた子どもの犠牲を物語る玩具を挙げた。
 そして、「ウクライナの人々の“耐え忍ぶ”力を表している」と評した。

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