なかには、“昭和の生活音の思い出”として、「朝、牛乳配達のビンがガチャガチャと触れ合う音や、チャルメラの音色を響かせながらまちを走るラーメン屋台」を挙げたリスナーも。
このリスナーにとって、「1番強く思い出す生活音はディーゼルハンマーの音」なのだそう。音の正体は、建設現場で基礎の杭(くい)を地面に打ち込む際に使用する“杭打ち機”。重油の爆発力で上下に動き、大きな音を発生させながら巨大なコンクリートパイルを地中に打ち込むためのものだ。
いまではなかなか見かけなくなったが、このリスナーは少年のころに近所で工事があるとよく見に行っていたという。
この話を聞き、“懐かしい生活音”に洗濯機の脱水の音を挙げたサマンサ。
「いまは静かだけど、昔は脱水になった瞬間に『ドドドド!』と音がしていた」と話すと、マリンは「おばあちゃんの家にはまだあるのでわかります!」と共感していた。
(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年5月29日放送回より





