斎藤元彦・兵庫県知事は4日の定例会見で、自身らを告発した元県民局長の男性に関するプライベート情報を漏えいしたとされる元総務部長について、「刑事告発は必要なし」との見解を改めて示した。

男性のプライベート情報は公用パソコンに保存されていた。弁護士で構成する第三者委員会が5月、元総務部長による県議3人への情報漏えいを認定し、斎藤知事や元副知事の指示で、漏えいを行った可能性が高いと結論付けた。
元総務部長は代理人弁護士を通じて、「(漏えいについて)業務に基づく正当なもの」とコメント。斎藤知事は、「(漏えいを)指示したことはない」と従来の主張を変えていない。





