《大阪教育大附属・池田小児童殺傷事件24年》「人を守り、支える大人に」 語り継ぐとは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

《大阪教育大附属・池田小児童殺傷事件24年》「人を守り、支える大人に」 語り継ぐとは?

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 大阪教育大学附属・池田小学校(大阪府池田市)で児童8人が死亡、15人が重軽傷を負った事件から24年となった8日、池田小の慰霊碑前で「学校安全の日」の追悼式典が営まれた。

犠牲になった児童らの名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」に献花する児童〈2025年6月8日 10時32分撮影 大阪府池田市〉

 池田小では事件を教訓に2009年から「安 全科」という授業を設け、命を守る教育を続けている。

6年生の安全科授業のようす 報道陣にはモニター越しで公開される

 今年も6年生3学級で「命の大切さ」を考える授業があり、その一部が報道陣にも公開された。
 事件を忘れず、二度と起こさないために次世代に語り次ぐことは何かを児童に問いかけた。

 池田小では今年(2025年)、6年生全員が国の教育振興基本計画に示された、学校の安全な環境を推進する「セーフティープロモーションスクール」(SPS)のサポーターとなった。

 こうしたことから、この日の授業では、単に安全に配慮した学校づくりをするのが目的ではなく、命を守り、大切にする取り組みこそが重要だと訴えた。

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