大阪~釜山航路に最新鋭フェリー就航 大阪・関西万博が契機 国際交流の活発化に期待 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪~釜山航路に最新鋭フェリー就航 大阪・関西万博が契機 国際交流の活発化に期待

LINEで送る

この記事の写真を見る(16枚)

 大阪南港に、今春から新造船の大型クルーズ船が登場している。

 大阪と釜山の定期航路で就航を始めたのは、韓国の大型クルーズ船「パンスターミラクル」号だ。

「パンスターミラクル」号

 韓国・釜山港から約17時間の航海を経て、大阪港国際フェリーターミナルへ初入港した4月14日朝には、和太鼓の演奏と横断幕を掲げた関係者による歓迎セレモニーが盛大に執り行われ、韓国からの乗客が次々と笑顔で下船した。

「パンスターミラクル」号は、総トン数2万2000トン、全長171メートル、全幅25.4メートル 。客室は5タイプ102室を備え、乗客定員は355名。25.2ノットの航海速力を誇り、8層のデッキには客室スペース3層のほか、貨物積載能力も有する。2024年10月に韓国の造船所で進水したばかりの最新鋭船で、白を基調とした船体にオレンジと紺色の装飾が特徴的だ。

 大阪・関西万博の開催に合わせて、今回の就航が実現した同船。大阪・釜山間の定期航路で週3便運航され、大阪には月・水・金に入港する。

 なお、これまで同航路を運航していた「パンスタードリーム」号(1997年製造、総トン数2万1535トン、全長160メートル、全幅25メートル、乗客定員545名)は、4月11日の大阪港出航をもって運航を終了している。

 同航路就航以来、初の新造船となった「パンスターミラクル」号は、全室にシャワーとトイレを完備するほか、プレデンシャルスイート、ロイヤルスイート、バルコニースイート、オーシャンビューキャビン、インサイドキャビンなど多彩な客室タイプを用意。船内にはプール、サウナ、フィットネス、マッサージ、VIPラウンジ、キッズプレイルーム、免税店、コンビニエンスストアなどを備える。

LINEで送る

関連記事