斎藤元彦・兵庫県知事らの告発文書を作成した元県民局長の男性(2025年7月死亡)のプライベート情報が漏えいした問題をめぐって、政治団体「NHK党」党首・立花孝志氏が、自身に情報提供をした人物の名前を街頭演説やインターネットで公開した。

この件について斎藤知事は16日、報道陣に対し、「(兵庫県警に)刑事告発をして受理され、捜査が進むので注視している。この件は、捜査機関に対応を委ねており、県として(再調査など)対応することは考えていない」と述べた。

プライベート情報は、元県民局長の公用パソコン内にあったとされている。立花氏が昨年(2024年)11月以降、この情報をSNSに投稿した。
県の第三者調査委員会は、元県民局長のプライベート情報が、県が保有していた情報と同一のものと認定し、県職員から漏れた可能性が高いとする報告書を公表した。個人の特定には至っていない。
県は容疑者不詳で兵庫県警に刑事告発し、6月に受理された。





