『世界に隠された20の悲劇』と向き合って…「涙の色は同じ」大阪・関西万博 映画監督・河瀬直美さん | ラジトピ ラジオ関西トピックス

『世界に隠された20の悲劇』と向き合って…「涙の色は同じ」大阪・関西万博 映画監督・河瀬直美さん

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  「一見、楽しそうな雰囲気の中に悲劇がある。表裏一体の縮図を、一方的な目線で見てほしくない。今や飛行機ですぐに大陸をまたぐことができ、世界の距離は縮まっている。すぐ近くにこうした現実があることを散ってほしい」。UNDP駐日代表・ハジアリッチ秀子さんが訴えかけた。

UNDP駐日代表・ハジアリッチ秀子さん

 単に世界地図を広げて、アジアに、アフリカにこんなに大変なことが起きているんですというような、先進国が途上国の問題を傍観するメッセージではない。

 このほか、貧困や格差、気候変動などの課題解決に取り組むUNDPの活動も紹介している。

 たとえば、「飲めない水」。スーダンの内戦では、ナイル川に水は豊富にあるが、飲める水がないという。

「飲めない水」2022年、安全な水へのアクセスがなかった、限られた人は世界で22億人とも

「難民の増加」。2023年に世界で強制避難した約1億2000万人。本来は祖国に残りたいが、場合によっては、“ふるさとの風景”を二度と見ることができないかも知れない現実を表現している。

「難民の増加」2024年、強制避難した人は世界で1億2260万人(推計)ウクライナではロシアの軍事侵攻により、690万人の国 外避難者・370万人の国内避難者が

「深刻化するいじめ」は、インターネット上での誹謗(ひぼう)中傷も含み、言葉の選び方を考える時代となったことを示している。

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