大阪・関西万博で、開幕翌日から休館が続いていたアンゴラパビリオンが6月26日に再開した。
アンゴラはアフリカ南西部に位置する。


開幕日の4月13日時点で、運営する日本国際博覧会協会から出された使用許可がパビリオンの一部にとどまり、翌14日から閉館していた。
これでオープンしていないパビリオンはネパールのみとなった。


アンゴラは、参加国が自前でパビリオンを建設する「タイプA」を断念し、博覧会協会が建設を代行する「タイプX」に変更した。
その後も、建設業法の許可を受けていなかったことや、下請け業者への多額の費用未払いなどが相次いで判明した。


パビリオンのテーマは「健康のための教育」。健康で持続可能な未来を築くうえで、教育が果たす役割に焦点を当てる。
大阪・関西万博のテーマ事業の一つ、「いのちを守る」とも連動しながら、ストーリー性豊かな展示を通じ、教育がいかにして健やかな社会を育むかを、アンゴラ独自の視点で発信する。

また“生命の木”と呼ばれ、アフリカのサバンナ地帯を中心に自生するバオバブの木を意味する「イムボンデイロ」で、アンゴラの郷土料理を提供する。






