播州織や三木金物など地場産業が盛んな北播磨地域 ひょうごフィールドパビリオンで「魅力を知って」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

播州織や三木金物など地場産業が盛んな北播磨地域 ひょうごフィールドパビリオンで「魅力を知って」

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 【金物のまち三木で包丁職人から習う鍛冶屋体験(三木市)】
 日本で数人しかいない包丁職人から、その仕事や歴史について学ぶ。昔ながらの技法で製造する現場を見学し、赤く熱した鋼を鎚などで叩き形を整える製造工程を、実際に体験する。

金物のまち・三木で、包丁を作る昔ながらの工程を見学 実際の製造過程も体験できる(画像提供:北播磨県民局)
金物のまち・三木で、包丁を作る昔ながらの工程を見学 実際の製造過程も体験できる(画像提供:北播磨県民局)

 北播磨県民局では、ひょうごフィールドパビリオンを巡るバスツアーや、Instagramへの投稿で特産品が当たるキャンペーン、インフルエンサーによる魅力発信などを行なっている。成田県民局長は「この機会に北播磨を訪れる人を増やして、地域の良さを多くの人に知ってもらいたい」と、来訪を呼びかけた。

 また、大阪・関西万博開催中は、尼崎万博P&R(パークアンドライド)駐車場近くで『ひょうご楽市楽座』(万博期間中の土日開催)が開かれている。北播磨地域は7月5日、6日、12日、13日の計4日間出店。(なお、『ひょうご楽市楽座』だけを楽しみたい方には無料駐車場や阪神尼崎駅からの無料直行バスも用意されている。)

北播磨県民局が出店する「ひょうご楽市楽座」では、加西市の気球搭乗体験ができる 7月5日のみ(画像提供:北播磨県民局)
北播磨県民局が出店する「ひょうご楽市楽座」では、加西市の気球搭乗体験ができる 7月5日のみ(画像提供:北播磨県民局)
甘めの醤油スープが特徴の播州ラーメン ※7月5日のみ出店(画像提供:北播磨県民局)
甘めの醤油スープが特徴の播州ラーメン ※7月5日のみ出店(画像提供:北播磨県民局)
「但馬どり」と北播磨の地野菜を使用したナンバーガー(画像提供:北播磨県民局)
「但馬どり」と北播磨の地野菜を使用したナンバーガー(画像提供:北播磨県民局)
会場では、多可町で1300年の歴史がある「杉原紙」製品の販売も(画像提供:北播磨県民局)
会場では、多可町で1300年の歴史がある「杉原紙」製品の販売も(画像提供:北播磨県民局)
ステージイベントに出演するアントニオ・カマケ 南米ペルーの民族楽器演奏が披露される ※7月6日、21日(画像提供:北播磨県民局)
ステージイベントに出演するアントニオ・カマケ 南米ペルーの民族楽器演奏が披露される ※7月6日、21日(画像提供:北播磨県民局)

 北播磨地域では道路整備が進む一方、鉄道やバスの利用者数の維持、確保という課題を抱えている。このうち、JR加古川線の利用促進事業として、7月26日(土)に日本へそ公園駅前で『JR加古川線リレーマルシェ“山田錦日和”』を開催する。酒米・山田錦をテーマに、日本酒や米粉パンの販売のほか、キッチンカーの出店、ステージイベントなどが予定されていて「お酒を味わいたい方は、JR加古川線で来場して」と呼びかけた。

7月26日に開催されるJR加古川線リレーマルシェ×山田錦日和チラシ(画像提供:北播磨県民局)
7月26日に開催されるJR加古川線リレーマルシェ×山田錦日和チラシ(画像提供:北播磨県民局)
7月26日に開催されるJR加古川線リレーマルシェ×山田錦日和 出店やステージの詳細(画像提供:北播磨県民局)
7月26日に開催されるJR加古川線リレーマルシェ×山田錦日和 出店やステージの詳細(画像提供:北播磨県民局)

 成田県民局長は「北播磨地域は神戸などの都市部からも近いので、気軽に遊びに来てもらいたい。われわれ県民局職員は地域の広報という役割を担って、これからも魅力をお伝えしていく」と締めくくった。

 ※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2025年6月4日放送回より

 ※ひょうごフィールドパビリオンのプレミア・プログラムは、地域の核となるプログラムとして認定されたもの。

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