関西・夏の風物詩『天神祭』2代・3代と引き継がれ…“装束賜式” 神童と猿田彦、父子同時は史上初 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

関西・夏の風物詩『天神祭』2代・3代と引き継がれ…“装束賜式” 神童と猿田彦、父子同時は史上初

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志郎さん(写真中央)の左側に父・繁義さん〈1960年7月〉
英未さん(8歳時)この年、牛曳童児が女児2人だったため、英未さんが男子装束を着用した〈1988年7月〉

 英未さんはラジオ関西の取材に対し、「親子3代で牛曳童児を務めることができて、とても光栄。私が務めた時は、沿道の皆さんにたくさん声をかけていただき、とても楽しかった。息子にも、皆さんにお祭りを楽しんでもらえるよう宮入りまでしっかりと、楽しみながら歩いてほしい」と話す。

 役を務める6人には、「斎戒(さいかい)」が求められる。潔斎とも言うが、装束賜式から天神祭までの間、葬儀への参列や、喧嘩・もめ事などの争いはしてはならない。

牛曳童子、着付も順調に

 さらに宵宮の3日前(7月21日)からは、ねぎ、にんにく、牛肉、豚肉を食べず(魚・鶏肉は可)、入浴を欠かさず身体を清浄に保つことが求められる。

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