ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)で、「お風呂にまつわるアレコレ」というテーマでメールを募集した。
リスナーからは、「外出先で電車やバスなどを利用しイスに座ることもありますが、誰が座ったかわからないイスに座ったあとは自宅のベッドやイスに座りたくないので、帰宅したらすぐに入浴するのがマイルール」というメールが寄せられた。
家族が先に風呂に入っている場合は、順番待ちの間に座る用の折りたたみイスも用意しているほどの周到さ。サマンサはここまでの徹底ぶりに驚きつつも、「コロナ禍で習慣づいたんかな」とコメントしていた。
「小学生のころに浴そうで亀を飼っていた」というリスナーもいた。家族が風呂に入るときには亀を洗い場に出しておき、入浴後には湯を抜いて少量の水を入れて育てていたという。
このメールを紹介したサマンサは、「知り合いのヒップホップアーティスト・LUNAさんはお父さんがMr.マリックさんやけど、小学生のころにお風呂に入ろうとしたら(マジックで使う)ハトが出てきたそうよ」とポツリ。
「それがトラウマで、その後はお風呂をのぞき込んでチェックしてから入るようにしているらしい」と話すと、「ハトって捕まえるのが大変そう」とマリンは笑っていた。

なかには、「全国ご当地温泉の入浴剤にハマっている」というリスナーもいた。なんでも、入浴剤を風呂に入れることで、有馬や草津、別府など、各地方の温泉に行った気分になって楽しんでいるのだとか。
サマンサは共感を示しつつも、「入浴剤は、何をもってその温泉の成分というのかが気になる」「現地の人たちは『これは道後温泉に寄せてますね』とかわかるんかな」などと疑問を呈した。

ほかに、「行きつけにしている温泉で男湯に入ると女性2人がいて、入り口ののれんを確認するとまさかの女湯。その日に限って男湯と女湯が入れ替わっていたようです」というメールを紹介。
幸いにも、女性たちは服を着ていたので、間違って入ってきたリスナーを見て笑ってくれていたそう。ただ、メールは「もし脱衣所に誰もいなくて、気づかないまま湯船につかっていたらと思うとゾッとします」と続き、サマンサは「のれんはちゃんと見ていないことも多いから、気をつけないと」と呼びかけた。
(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年6月26日放送回より





