7月20日投開票の参院選兵庫選挙区(改選数3)で、無所属で出馬していた元兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が当選確実となった。

泉氏はいったん政界から引退する意向を示していたが、参院選への出馬理由として、「前言を撤回する。永田町(国会議員)は政局重視、党利党略、私利私欲。これほど国民が困っているのだから、政治がしっかりしないと」と主張していた。
立憲民主党と連合が支援、知名度も手伝って13人が出馬した激戦の兵庫での選挙戦を終始優位に進めた。
泉氏は泉氏は弁護士や衆議院議員を経て、2011年から明石市長を12年務めた。当選は4回(出直し選挙含む)。

子育て支援やなどが評価された一方、2019年に市幹部への暴言問題が発覚して市長を辞職、出直し市長選で再選された。2022年、明石市議に対する暴言の責任を取り市長を辞職、政界からの引退を表明していた。





