神戸市は、今年7月より自習スペース『まちなか自習室』をスタート。これは、市内の店舗との連携によるもので、市内在住または在学中の中高生世代が無料で利用できるスペースとなっています。
この取り組みは、神戸市によるアンケートで寄せられた「無料で使える自習スペースがほしい」「友だちと話しながら宿題をしたい」との声を受けてはじまりました。
本取り組みでは、従来の図書館やユースステーションに加え、より身近な場所でも学べるよう、カフェやフードコート、カーディーラーのショールームなどが新たな自習スペースとして開放されました。
学校に通っていない場合も、市内在住であれば利用可能。利用には登録が必要で、スマートフォンやパソコンからの申し込みで発行される『登録証』を店舗で提示することで利用ができます。スマートフォンを持っていない場合は、紙で印刷した登録証でも対応できるとのことです。
協力店舗の一覧や混雑状況は専用WEBサイトで確認ができ、現在地から最寄りの店舗を検索することも可能です。また、一部の店舗では、無料のドリンクサービスも用意されているとのこと。
神戸市こども家庭局の担当者は、「中高生の居場所づくりや地域とのつながりにも期待しています。ぜひ気軽に利用してほしい」と呼びかけました。
※ラジオ関西『サンデー神戸』より






