
番組中、最後に取り上げられた楽曲は、今回の公演でアンコールの締めくくりの曲に『銀河鉄道999』(1979年7月)。
中将は以前にタケカワから聞いたという秘話を打ち明け、「はじめプロデューサーからもらったのは英語の歌詞と、でっかい車輪が動いてゆく感じの絵が一枚だけ。『汽車が空へと駆け上がっていくイメージなんだ』と聞かされ、下から上に高まってゆくあのメロディーを思いつきました」という話しに、橋本も感心のしきりの様子でした。
なお、中将はこのイメージを、橋本とのデュエットで2023年に発表したシングル『夜間飛行~星に抱かれて~』を作る際の参考にしたそうです。
大盛況のうちに神戸公演を終えた、ゴダイゴ。いまでは全メンバーが70歳前後となっていますが、タケカワが自身のデビュー50周年記念として4枚組アルバム『GLORY!』をリリースすれば、キーボードのミッキー吉野が堺正章やシシド・カフカと新バンド「堺正章 to MAGNETS」するなど、メンバー各自が精力的な活動を継続中。今後のさらなる活躍が期待されます。
◆中将タカノリ(ちゅうじょう・たかのり) 1984年3月8日生まれ。シンガーソングライター・音楽評論家。2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。昭和歌謡、アメリカンポップスをフィーチャーした独特の音楽性が注目される。2012年からは音楽評論家としても活動。数々のメディアに寄稿、出演し近年の昭和歌謡ブーム、平成J-POPブームに寄与している。
◆橋本菜津美(はしもと・なつみ) 1993年8月9日生まれ。2012年、音楽グループ「半熟BLOOD」を結成。数々の鉄道イベントに出演し、鉄道会社のPRソングを担当することで“鉄道系音楽グループ”として注目を集める。2020年からは兄・橋本大佑とのコントユニット「橋本兄妹」でも活動。コント動画を発表したTikTokアカウントが1億回再生を記録している。

・今年6月7日に50周年を記念しリリースされたタケカワユキヒデの4枚組オリジナルアルバムBOX『GLORY!』
(タケカワユキヒデ 公式サイト)





