同館の杉田陽子学芸員は「『花とゆめ』は創刊当初から一般的な少女まんが誌とは一線を画し、主人公が男性だったり、ジャンルも冒険や歴史、ファンタジーや時には風刺的なものなど、時代を先取りしたような多様性に満ちていた。社会的に大きな影響を与えた作品も少なくない」と話す。会場には親子連れの入場者も多いといい、「若い人には初期の名作を、大人世代には最近の作品を見てもらい、新たな発見や驚きとともに楽しんでもらいたい」と期待を寄せた。

◆特別展「創刊50周年記念 花とゆめ展in 姫路」
会場 姫路文学館(〒670-0021 姫路市山野井町84番地)
会期 2025年7月5日(土)~9月15日(月・祝)
休館日 月曜日(ただし8月11日と9月15日は開館)
開館時間 10:00~17:00(入場は16:30まで)
観覧料 一般1200円、高大生700円、小中生340円
問い合わせ 姫路文学館079-293-8228
姫路文学館HP
http://www.himejibungakukan.jp/
「花とゆめ展」公式サイト
https://www.hanayume-ten.com/





