「ウクライナに届け、千羽鶴」大阪・関西万博バルト館 ウクライナにエール『WE ARE ONE』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ウクライナに届け、千羽鶴」大阪・関西万博バルト館 ウクライナにエール『WE ARE ONE』

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 ロシアによる軍事侵攻から3年が経過したウクライナ。

ウクライナではロシアからのさらなる攻撃にさいなまれている ※画像提供・日本ウクライナ文化交流協会 小野元裕さん
命を落とした兵士らを葬る空間が物語るものは… ※画像提供・日本ウクライナ文化交流協会 小野元裕さん

 一時は“断念”がささやかされた大阪・関西万博でのウクライナパビリオンでは、「Not for Sale(非売品)」をテーマに、戦時下のウクライナの状況や、自由、尊厳、レジリエンス(回復力)といった国民の価値観を紹介している。

大阪・関西万博 ウクライナパビリオン “コモンズC館”の一角に〈2025年8月4日撮影 大阪市此花区・夢洲〉

 展示品に付いたバーコードを読み取ると、現地の映像が流れ、ウクライナの人々が置かれている状況をより深く理解できるようになっている。

2025年夏、ウクライナ国内の「現在地」※画像提供・CASEまちづくり研究所 松富謙一さん
生々しい破壊のあと ロシアからの攻撃、いったい何が残るのか ※画像提供・CASEまちづくり研究所 松富謙一さん

 「ほら、この写真を見てください。僕たちの国・リトアニアでは街のいたるところにウクライナの国旗や、ブルーとイエローの“ウクライナ・カラー”をちりばめているんですよ」。バルトパビリオン(リトアニア・ラトビアの共同出展)の男性スタッフは、自身が撮影したスマートフォンの画像を見せてくれた。

リトアニアの街、いたるところにウクライナカラーが 画像左端、バルコニーにウクライナカラーが
街路樹に目をこらすとウクライナ、リトアニア、ラトビアの国旗が寄り添うようにたなびく

 いずれもロシアに面する国。エストニアを加えたバルト三国では、「平和が根付き、その芽を大切に育てている。自由は、バルトの食文化を代表するライ麦のように根を張り、丁寧に手入れをして、守られなければならないもの。だからこそ自由のために戦うウクライナを支え続ける」と訴える。

鶴は幸運、長寿、平和の象徴 折り鶴を折るという伝統は願いを叶える力があるとされる。
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