ウクライナのナショナルデーを翌日に控えた4日、バルトパビリオンでワークショップ 「WE ARE ONE〜ウクライナのための千羽鶴」が開かれた。


日本では、鶴は幸運、長寿、平和の象徴で、千羽の折り鶴を折るという伝統は願いを叶える力があると信じられている。


その精神は、80年前の広島への原爆投下で被災し、12歳の若さで白血病で亡くなった佐々木禎子さんの物語がきっかけだ。広島平和記念公園にある『原爆の子の像』のモデルになり、世界中に知られるようになった。


参加した兵庫県西宮市の女性は、母親と小学6年の長男、同4年と2年の次男・長女、そして4歳の次女とともに折り鶴を折った。
女性は、「夏休みは太平洋戦争終戦から80年、学校ではさまざまなことを学んでいるが、ウクライナに関しては、意識が薄れてきている」と危惧している。

静岡県浜松市の小学4年の女子児童は、「折り紙を折ることはほとんどない、うまくできるかな」と不安げだったが、パビリオンスタッフからのアドバイスで美しい鶴に仕上がった。







