

さらに、実際に触れたりにおいを嗅いだりできる展示や、研究者が細部までこだわって監修した2メートルにも及ぶムシの巨大な拡大模型も設置。ケージの中で活発に動く、生きた昆虫をそのまま見せるコーナーは、子どもたちに大人気だ。展示の最後には、同館がある長居公園で観察できる昆虫を地図付きで紹介。観賞後、続けてフィールドワークを楽しむこともできる。



監修にあたった国立科学博物館の井手竜也・動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員は「約100万種の昆虫の大多数は、一般的にはほとんど知られていないマニアックでマイナーとされるムシたち。おなじみの昆虫と異なり、例外的に見えるものも、昆虫全体の圧倒的な多様性からすれば、1つの個性に過ぎないのかもしれません。 展示を通して、昆虫の知られざる一面や見たこともない不思議な昆虫に触れ、多様性の面白さを体感してもらえたら」とコメントしている。
※本展では昆虫および昆虫をはじめとする陸生の節足動物を「ムシ」として扱っている。
◆特別展「昆虫 MANIAC」
会場 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
(〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23[長居公園内])
日程 2025年7月12日(土)~9月23日(火・祝)
時間 9:30~17:00(入場は16:30まで) ※8月9日(土)~17日(日)は9:00から開館
休館日 8月25日、9月1日、8日、16日
観覧料 大人1800円、高大生1500円、小中生700円
問い合わせ 大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285 ※受付時間8:00~21:00(年中無休)
展覧会公式サイト https://art.nikkei.com/tanken/





