「被爆ヴァイオリン」終戦80年、平和への響きイタリア館に 広島から長崎、そして大阪・関西万博へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「被爆ヴァイオリン」終戦80年、平和への響きイタリア館に 広島から長崎、そして大阪・関西万博へ

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イタリアパビリオンのコンサートでは、世界的に活躍するヴァイオリニスト、豊嶋泰嗣氏が奏でた。豊嶋氏は新日本フィルや兵庫県立芸術文化センター管弦楽団など日本の名門オーケストラでコンサートマスターを務め、作曲家・久石譲氏との共演でも知られている。

 ビバルディ「ソナタ」、パガニーニ「カンタービレ」と、イタリアの作曲家の作品を中心演奏した。そして3曲目は、イタリアのカッチーニが作曲したと誤解されている「アヴェ・マリア」。実はバルチコフの祖国・ロシアのヴァヴィロフが作曲したものだ。

 豊嶋氏が、このヴァイオリンを手にしたのは本番10分前。「過酷な運命をたどったヴァイオリン。この日、長崎から大阪まで運ばれてきたタイトなスケジュールにもかかわらず、良い音を出している」と話した。

 

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