終戦前日の京橋駅空襲、語り継ぐ難しさ「決してあきらめず、平和への意識を…」終戦80年 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

終戦前日の京橋駅空襲、語り継ぐ難しさ「決してあきらめず、平和への意識を…」終戦80年

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 慰霊祭世話人会(大阪市旭区)によると、空襲被災者や遺族へ送付した案内状は、メールと封書で計300通。終戦80年の今年は、約半数を超える約250人が参列した。

冨永恵丞教諭は2015年、高校3年時に終戦70年の重みを知る「語り部の持つ説得力」。後世にどう語り継ぐかが課題

 参列した大阪市立旭東中学校・冨永恵丞教諭(28)は高校3年だった10年前、終戦70年に関連した授業で初めて“戦争語り部”の存在を知り、教師となった今、いかに生徒たちに語り継ぐか考えている。そして、「歴史上の出来事ではなく、世界中でリアルで起きている紛争を通して、平和への意識をどうやって高めることができるか、きっかけを与えるのが教育の現場。私たちはそこをあきらめてはいけない」と誓った。

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