Bプレミア参入の神戸ストークス、B2最後のシーズンへ決意表明 新加入の八村阿蓮「優勝にこだわる」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

Bプレミア参入の神戸ストークス、B2最後のシーズンへ決意表明 新加入の八村阿蓮「優勝にこだわる」

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 プロバスケットボールリーグ・Bリーグ2部(B2)の神戸ストークスは、14日、新体制会見を行い、新加入選手らが秋から始まる2025-26シーズンに向けて意気込みを語りました。

記者発表会に参加した、神戸ストークスの新入団選手ら

 2026-27シーズンからBリーグプレミア(Bプレミア)がスタートすることに伴い、現行のBリーグが最後となる今季。

 すでにBプレミア参入が決まっているストークスですが、渋谷順・代表取締役社長は「私たちは(Bプレミア参入クラブで)26クラブ中26番目。B2で勝てていないのが現実。B2最終年度は、何が何でも結果を出してプレミアに向かわなければならないという、非常に強い意識がある」と言います。

渋谷順・代表取締役社長

 最後のB2タイトル獲得を至上命題とするクラブは、「やれることを全部、徹底的にやっている」「今までとは全く違う異次元の予算をかけている」と、大胆な戦力補強を敢行。NBAロサンゼルス・レイカーズでプレーする八村塁選手の弟で、群馬クレインサンダーズで活躍していたSF八村阿蓮選手(25)ら、実績抜群のメンバーを数多く迎え入れました。

 八村選手は「Bリーグの中でも一番環境がそろっているチームというのが、移籍を決断した一番の決め手。B2優勝にこだわっていきたい。ウイニングカルチャーというところもチーム全員で作っていく必要があると思う。その先のプレミアも視野に入れて今シーズンを戦っていきたい」と力強くコメント。

「チームの中心になるためストークスに移籍した。ディフェンスでもオフェンスでも脅威になる、そういった選手になりたい」と気合いを込めました。

八村阿蓮選手「バスケットボールというものをこの街に根付かせるのは勝つことが一番かなと僕は思う。群馬でもそれを体現してきた。勝ちにこだわってやりたい」

 九里大和GMは八村選手について、「彼は神戸のエースに、日本を背負うような選手になる覚悟を持って来てくれた」と高く評価し、「スリーポイントやドライブの判断はまだ成長できるところがある。ここをさらに伸ばせば、抑えられない選手になる」と期待を寄せました。

 また、レバンガ北海道から新加入した寺園脩斗選手(PG、31)は、「残りのキャリアで絶対優勝したい。優勝に値するメンバー、コーチ陣がそろっている。最後、シーズンが終わったとき、全員で優勝という形で笑っていられるよう、1年間通して頑張っていきたい」と決意表明。福井ブローウィンズから加わった木村圭吾選手(SG、24)、佐賀バルーナーズからやってきたヨーリ・チャイルズ選手(PF、27)、越谷アルファーズから移籍加入した笹倉怜寿選手(PG、28)も、新天地でのさらなる活躍、そして、B2優勝を誓っていました。

寺園脩斗選手「ガードとしてチームをいいときも悪いときもまとめていくところが、よさなのかなと。そういったところに注目していただきたい」
木村圭吾選手「絶対B2でナンバー1になって(優勝して)、絶対に自分も(日本人選手として)ナンバー1になれるよう、今季、一生懸命頑張ります」
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