



台湾は近年、国際的な場での文化発信に積極的に取り組んでおり、定期的に国際イベントへの参加を通じて文化交流を深めている。2024年パリ五輪期間中には「文化オリンピアード」として知られるプログラムの一環で、パリ市内のラ・ヴィレット公園(Parc de la Villette)に特設野外ステージを設け、2週間にわたり台湾アーティストによるパフォーマンスを実施し、多くの来場者から注目された。
今年は大阪・関西万博開催に合わせて、大阪で台湾文化を紹介するイベントを実施し、日台間の文化交流の深化を目指している。


Tech Worldは台湾の対外貿易発展協会(TAITRA)と民間企業が主導するもので、主に万博のテーマに沿って経済・産業の側面から台湾のテクノロジーとイノベーションを発信しているが、このイベントは、台湾文化部が主導する文化発信イベントで、台湾の「人」や「物語」にフォーカスしている。

8月26~28日には、大阪・関⻄万博の会場・夢洲で、台湾の寺廟文化を体現したプログラム「島の声~廟前の感謝の舞台」を上演する。台湾のパフォーマンス団体や歌手ら9組が出演し、台湾人の天地や神に対する感謝を表現する。



