毎年9月1日は「防災の日」です。この日は、「防災用品点検の日」でもあることをご存知でしょうか?
災害はいつ起こるかわかりません。いざというときに大切な命を守るためには、日ごろからの備えが何よりも重要。「必要だと思うけど、難しそうで後回しに……」とならないための3つのステップについて、組合員からのさまざまな問い合わせに対応している「コープこうべ商品検査センター」の担当者に詳しく話を聞きました。
――今年は、阪神・淡路大震災の発生から30年でもあります。この間にも、日本中で多くの災害が発生してきました。だからこそ防災意識も高まってきていて、さまざまな防災用品が販売されていますよね。
【担当者】 現在、非常に多くの種類の防災用品があり、便利なアイテムも登場しています。ですが、本日は防災用品の紹介ではありません。9月1日は「防災の日」、そして「防災用品点検の日」でもあるので、「防災用品の点検をしましょう!」というお話です。
――防災の日は有名ですが、防災用品点検の日でもあるのですね。
【担当者】 防災用品点検の日は年に4回あり、3月1日、6月1日、9月1日、そして12月1日です。関東大震災が発生した9月1日をはじめとして、季節の変わり目となる時期に防災用品の点検を行うことで災害に備えようと認定されました。
――1年に1度ではなく、季節の変わり目のたびに見直しておこうということですね。
【担当者】 防災用品をそろえることは大切ですが、家族構成やライフステージ、自身をとりまく環境の変化に応じて、準備すべきものも変化していきます。「1度買いそろえたから大丈夫!」と思いがちですが、ぜひ定期的な点検をしてください。
――確かに、家族構成が変われば必要なものも変わりますし、見直しは必要ですね! それでは、具体的な方法を教えてください。
【担当者】 おすすめの方法の1つとして紹介したいのは、3ステップで確認することです。ステップ1として、“いま、自分にとって必要なものは何か”を確認してください。
――まずは、“いま必要なものを改めて確認する”ということですね。
【担当者】 必要な薬に変わりはないか、おむつや介護用品のサイズは合っているかなど、いままで用意していたものに追加すべきものがないかを確認します。





