シンガポール建国60周年「ドリーム・スフィア」に込めた想い…ゆめ・つなぐ・みらい 大阪・関西万博 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

シンガポール建国60周年「ドリーム・スフィア」に込めた想い…ゆめ・つなぐ・みらい 大阪・関西万博

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 大阪・関西万博で8月24日、シンガポールのナショナルデーが開かれた。

大阪・関西万博 シンガポールナショナルデー 文化プログラム 来場者は多くのシンガポール国旗で称えた〈2025年8月24日 大阪市此花区・夢洲〉

 ナショナルデーは、万博に参加する国が日替わりで自国の文化をアピールするイベント。EXPOナショナルデーホール「レイガーデン」で行われた式典には、シンガポールからリー・シェンロン上級大臣、日本から林芳正内閣官房長官や河野太郎衆議院議員(日本・シンガポール友好促進議連会長)らが出席した。

(C)The Singapore Pavilion, Expo 2025 Osaka

 1965年にシンガポールが建国されて60年。シンガポール建国の父と呼ばれるリー・クワンユー氏の指導のもと、独立後は失業率の高さや資源不足などの課題を乗り越え、アジア有数の近代国家へと経済を発展させた。

 リー大臣は歴史を振り返り、「それに続く世代も忍耐強く、夢を追い続けた。そしてソニー、 パナソニック、住友などの日本企業が投資して不動のパートナーとなった。今やシンガポールで暮らす日本人は約3万人で、日本では約3000人のシンガポール人が生活しており、それぞれ活気あふれるコミュニティーを形成し、 両国の懸け橋となっている」と述べた。

シンガポール リー・シェンロン上級大臣

 林官房長官は、「2024年、シンガポールからの訪日客が約69万人と過去最高となり、日本からシンガポールに57万人が訪れた。活発な人の往来を通じ、日本・シンガポール間の相互理解がさらに深まり、2国間関係をより強くすると確信している」と話した。  

林芳正・官房長官
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