J1神戸 DFトゥーレル退場処分について声明発表 見直し求めるも2試合出停変わらず「大変残念」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1神戸 DFトゥーレル退場処分について声明発表 見直し求めるも2試合出停変わらず「大変残念」

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は11日、JリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝第2戦でのDFマテウス・トゥーレル選手の退場処分に関する内容について、声明を発表しました。

ヴィッセル神戸

 9月7日の横浜FC戦で、前半26分、スライディングで相手選手の攻撃を防ごうとしたプレーがファウルとなり、著しく不正なプレーとみなされ、一発退場処分となった、トゥーレル選手。そのシーンはVARチェックの対象となったものの、判定は覆りませんでした。

 この退場処分について、ヴィッセルは、「弊クラブにおいても映像を確認したところ、確かにスピードを伴って遅れてスライディングしたことにより、ファウルがあったことは間違いありません」と、ファウルは認めつつ、「しかしながら、トゥーレル選手も咄嗟に足裏を地面につけることで相手を蹴りつけたり、踏みつけることを避けており、このプレーを『著しく不正なプレー』と判断されたことは、弊クラブ内での認識と隔たりがあると感じております」と、反論。

 ヴィッセルは、Jリーグ規律委員会規程に基づき、処分決定に対する弁明手続きを行い、処分内容の見直しを請求するも、当初の決定は覆らず、2試合の出場停止と罰金が課されることが確定。これについて、「2試合の出場停止は非常に重い処分だと受け止めており、大変残念に思っております」とコメントしました。

 J1リーグ戦で首位争いを展開するヴィッセル。その大事な時期に、12日の第29節柏レイソル戦、23日の第31節東京ヴェルディ戦の2試合、クリムゾンレッドは守備の要を欠いたなかでの戦いを強いられることとなります。

 ヴィッセルは、「今回の事象を受け、改めてサッカーにおける判定の透明性と信頼性向上が極めて重要であると考えております。特にVARが導入された現代サッカーにおいては、観客の皆さまやプレーしている選手が、判定の根拠をより深く理解できる環境整備が不可欠であり、これにより、判定に対する不信感を払拭し、サッカーの魅力をさらに高めることができると信じております」と所感を発表。

「今後につきましても、Jリーグの秩序と規律を尊重しつつ、日本サッカー界の発展のため、一層の努力を重ねていく所存です。引き続き、ヴィッセル神戸への温かいご支援とご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と述べていました。

 この退場処分についてはSNSでも論争となっており、「納得いかない」「クラブとして異議を唱えてくれて感謝」という声もあれば、「判定は受け入れよう」「公のレフェリー批判では」というコメントも見受けられました。

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