そのほか、豊かな色遣いで花をモチーフとした作品を多作した三岸節子(1905~1999年)の5作品(いずれも初展示)、パステルカラーとやわらかなタッチが特徴のマリー・ローランサン(1883~1956年)11作品を紹介。
大町学芸員は「4人が画家を目指した100年以上前、女性が高い志を持って画業をまっとうすることは大変困難なことだった。苦労を重ねながらもしなやかにたくましく生きた彼女たちの情熱的で個性あふれる作品は、困難な時代を生きる私たちに勇気とエネルギーを与えてくれる。多くの人に見ていただきたい」と話した。

◆「山王美術館コレクションでつづる 女性画家たち展」
会場 山王美術館(〒540-0001 大阪市中央区城見2丁目2-27)
会期 2025年9月1日(月)~2026年1月31日(土)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 火・水曜(9月23日は開館)、12月29日~1月2日
入館料 一般1300円、高大生800円、中学生以下500円(保護者同伴に限り2人まで無料)
問い合わせ 電話06-6942-1117
【山王美術館 公式サイト】





