きっかけは“ミス” 入社2年目の若手が飛ばした大ヒット 「痛いけど気持いい」が病みつきに【PR】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

きっかけは“ミス” 入社2年目の若手が飛ばした大ヒット 「痛いけど気持いい」が病みつきに【PR】

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 ストレス社会と呼ばれる現代、皆さんはどのようなストレス解消の方法を取っていますか? 運動・入浴・睡眠など様々な方法がありますが、マッサージを選ぶ人も多いのでは。そんな中、家庭で手軽にスッキリ感を得られると、とあるマッサージアイテムがちまたで大ヒットしているのだとか。メーカーである株式会社ドウシシャに話を聞きました。

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 話題のアイテムとは「ゴリラのハイパワーシリーズ」なるもの。2024年2月に発売された健康家電「ゴリラのひとつかみ」を第1弾とするシリーズで、2025年9月時点で7種類がラインナップしています。“まるでゴリラに掴まれているようなハイパワー”が特徴で、そのイタ気持ち良さでユーザーをトリコにしているとのこと。

ゴリラのひとつかみ(提供:株式会社ドウシシャ)

 開発担当者は入社2年目の女性社員Aさん。当初はふくらはぎのケアを目的にした商品をつくることだけが決まっている状態だったとか。商品化に至ったのは、なんと「ミス」がきっかけだったといいます。

「サイズとエアバッグに送り込む空気量を間違った試作品が原型となっています。最初は『痛っ』と感じたのですが少し我慢すると気持ちいい感覚に変化。使い終わると足がスッキリ。失敗作とはいえ、商品としては魅力があり面白いと思えました」(Aさん)

 商品を手に取ってもらうため、覚えやすくかつインパクトのある商品名とパッケージデザインにこだわったとAさん。「老若男女が“力強い”という共通イメージを持つゴリラを商品名にすることに決めました。ただ、ゴリラの握力は約500kgとも言われています。“危険”だと思われないよう『ひとつかみ』というフレーズを加えました。『強そうだけれど、なんとか耐えられるかもしれない”』と想像してもらるようなネーミングになったと思います」。

 発売開始から約2週間後、同アイテムはガジェットや文房具の情報を発信するXアカウントで紹介され、低価格帯であることから瞬く間に人気商品になりました。社内会議で試作品を発表した際には否定的な反応も見られたそうですが、今ではブランド展開する主力商品のひとつに。

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 同社は今後もゴリラシリーズの展開を予定しているそう。日ごろの疲れ対策の候補としてチェックしておくといいかもしれません。

ゴリラのひとつき(提供:株式会社ドウシシャ)

(取材・文=濱田象太郎)

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