また、株式会社ストークスならびに株式会社One Bright KOBEの渋谷順代表取締役社長は、「リアリティーをもった、テロについての訓練は今回初めてなので、非常にわかりやすかったとともに、警察さん、消防さんと連携して、こうなるんだなということはすごくよく把握できた」と訓練の意義を強調。
「いろんな有事があり得るだろうし、私たちだけではたぶん想定できないことが起こるのが当たり前だと思っているので、今日の訓練を踏まえて、率直にいうと、心の備えというよりも、よりしっかり準備しなければという気持ちのほうが強かった」と、気を引き締めていました。

訓練に参加した一般市民のうち、神戸市北区在住の女性は、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件をニューヨークで目の当たりにしたといい、テロやその後の恐怖を実感したそう。
今回の訓練を通じて「本当に大勢の方の助けを借りて解決していくことなので、(関係者の)皆さんにありがたいなという思いがある」と感謝を述べたうえで、「テロはあってはいけないこと。もし起こってしまった場合、(被害を)最小限で抑えられるよう、関係者のみならず、当事者になる自分たちも意識を高く持っていきたい。こういう訓練をぜひまた行ってほしい」と話していました。





