ノーベル賞を2度(物理学賞・化学賞)受賞したポーランド出身のキュリー夫人(マリ・キュリー)と、ドイツ生まれで「相対性理論」を唱えたアインシュタインとのプライベート書簡集の日本語版が発刊され、記念イベントが9月18日、大阪・関西万博のポーランドパビリオンで開かれた。

この日はポーランドパビリオンで企画された「ワルシャワデー」。
首都ワルシャワは、ポーランドの政治・文化・科学の中心として発展し、キュリーのほか、天才音楽家・ショパンの故郷でもある。

書簡集は、『マリア・スクウォドフスカ=キュリー、アルベルト・アインシュタイン 往復書簡 1911–1932』と題されている。

近年までその存在が知られていなかったが、ポーランドの産業教育開発財団、キュリー博物館(フランス・パリ)、ワルシャワ市がプロジェクトチームを立ち上げ、20通の手紙と1通の葉書を書簡集としてまとめた。


2025年4月にポーランドで出版されベストセラーになり、大阪・関西万博に合わせて日本語版が出版された(7900円・ポーランドパビリオンでも販売)。






