ハロウィーンの国から“グレゴリオ聖歌” クリスタルで神聖な響き、大阪・関西万博 アイルランド館 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ハロウィーンの国から“グレゴリオ聖歌” クリスタルで神聖な響き、大阪・関西万博 アイルランド館

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 ハロウィーン発祥の地・アイルランド。

大阪・関西万博 アイルランドパビリオン 正面の巨大オブジェ『Magnus Rinn(マグナス・リン)』は円環のフォルム、下半分がブロンズ、上半分がオーク材と素材が異なり、全体を金箔でコーティングした 「人間と自然の関係性」や「アイルランドと日本の交流」というテーマが込められている

 閉幕間近の大阪・関西万博 アイルランドパビリオンでは、閉幕後の10月31日に迎えるハロウィーンを前に、10月6日から11日まで、聖歌コンサートや演奏、パレード、映画上映などさまざまなプログラムが予定されている。

「魂の歌声〜東洋と西洋の出会い」古楽ヴォーカルアンサンブル『スコラ・ヒベルニエ』による聖歌が観客を魅了〈2025年10月6日 大阪市此花区・夢洲〉

 日本をはじめ世界的なイベントになったハロウィーンは、アイルランド語で“夏の終わり”を意味する古代アイルランドのお祭り『サウィン(Samhain)』が起源。何千年も前の古代ケルト人たちは、収穫期の終わりを焚き火や饗宴、儀式を営んで祝ったという。

 6日夜、多くの来場者でにぎわう会場とは対照的に、アイルランドパビリオンのホールでは、静けさの中にクリスタルな歌声が響いた。

 タイトルは「魂の歌声〜東洋と西洋の出会い」。

 コンサートは、アイルランドの女性声楽家で構成される古楽ヴォーカルアンサンブル『スコラ・ヒベルニエ』の6人が、7世紀に作曲されたグレゴリオ聖歌(※)など10曲あまりを歌い上げた。

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