ハロウィーン発祥の地・アイルランド。

閉幕間近の大阪・関西万博 アイルランドパビリオンでは、閉幕後の10月31日に迎えるハロウィーンを前に、10月6日から11日まで、聖歌コンサートや演奏、パレード、映画上映などさまざまなプログラムが予定されている。

日本をはじめ世界的なイベントになったハロウィーンは、アイルランド語で“夏の終わり”を意味する古代アイルランドのお祭り『サウィン(Samhain)』が起源。何千年も前の古代ケルト人たちは、収穫期の終わりを焚き火や饗宴、儀式を営んで祝ったという。


6日夜、多くの来場者でにぎわう会場とは対照的に、アイルランドパビリオンのホールでは、静けさの中にクリスタルな歌声が響いた。
タイトルは「魂の歌声〜東洋と西洋の出会い」。

コンサートは、アイルランドの女性声楽家で構成される古楽ヴォーカルアンサンブル『スコラ・ヒベルニエ』の6人が、7世紀に作曲されたグレゴリオ聖歌(※)など10曲あまりを歌い上げた。






