
福岡市の30代の女性は、7歳の長男と訪れたドイツパビリオンでオリジナルTシャツのサプライズプレゼントに感激した。「なかなか時間がなくて、奇跡的に最終日に予約が取れた。それにしても、開幕前と開幕後の評価がまったく違う。メディアが批判的だったこともあり、春先は行くのをためらってたが、開幕後にSNSで情報が広がって様子が変わった。最後に滑り込めて良かった。次は福岡で開催してほしい。何年でも待つから」と微笑んだ。


海外パビリオンの“おもてなし”は閉幕日まで続いた。ドイツパビリオンでは閉館30分前から1人1人見送り、ハイタッチで再会を誓った。


ドイツパビリオンのスタッフは別れを惜しみ、目から涙が止まらなかった。そして、「走りきった6か月。日本の皆さんの優しさに助けられた」と満足したようす。


真夏のチェコパビリオン。来場者とスタッフらが集い、屋上テラスでパーティーが開かれた。

ドバイを拠点に活動するチェコ人アーティスト、ヴィット・コドゥセク氏によるアート展「ART OF NOW」。
日本の伝統的概念「一期一会」(一度きりの出会い)にインスピレーションを得た絵画が並んだ。
絵画は即売され、収益の一部は日本の小児医療施設に寄付される予定。







