コドゥセク氏は「繰り返されることのない”今”という瞬間を尊ぶため、瞑想してから筆を走らせるのです」と話す。まっすぐな線で形を作る部分もあれば、雫(しずく)のような偶然性のものもある。「これらを意図的に組み合わせた作品は、線が道筋を示し、雫が感情と偶然性をもたらすが、意図的に生じさせた空白もまた、作品の中に静寂をもたらす」と力を込める。


作品を購入した大阪市北区の50代の男性は、チェコの人々の優しい人柄に惹かれた。
そして、「万博で見た未来の医療システムや世界とのつながりは、本格的な高齢化社会を迎える私たち日本人にとって、大きな希望になった。友人の子どもも、先天性の病気を持っている。絵画を購入したのは、多くの子どもたちに夢を見てもらいたいという思いを込めて…」と話した。








