ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)で、矢沢永吉の魅力について語りました。
マリンも大好きだという、ロック界のスーパースター・矢沢永吉。1972年、ロックンロールバンド・キャロルのリーダーとしてデビューしたのち、1975年にソロデビュー。今年でなんと、ソロデビュー50周年を迎えました。
1977年には、日本人ソロロックアーティストとして初の日本武道館での公演を行ったことも有名です。その後、1978年に発表した『時間よ止まれ』が大ヒット。同曲は化粧品メーカーのCMにも採用されました。この曲が大ヒットした当時、テレビにほとんど出演していなかったのは「ライブを大切にしたい」という思いがあったそうで、そういう部分でもカリスマ的存在だったのかもしれません。
熱狂的なファンも多く、サマンサも「熱量がすごい」と感じているとのこと。少々やんちゃなファンが多いイメージですが、“永ちゃん愛”にあふれる人ばかりです。
「ハードな曲もかっこいいし、おしゃれでセクシーなバラードも魅力」と語るマリンは、18歳のころにコンサートに行ったことがあるそうで、「初めての経験でかなり緊張していた」と振り返ります。
ロゴ入りタオルを購入しただけでなく、服装は昭和の“かっこいいヤンキー”のイメージがある紫の特攻服で参加したとのこと。その写真を見たサマンサは、「レディースの番長」とコメントしていました。
会場を訪れたマリンが目にしたのは、お客さんの半分以上を占めていた「白スーツに黒シャツ、そして白のハットというダンディなイケオジコーディネイトの人たち」でした。このスタイルが基本だったようで、その様子を見て「間違った」と感じたマリン。ところが逆に目立ち、「一緒に写真を撮ろう」と声をかけられたそうです。
ライブでは、親衛隊の1人が「永ちゃん、永ちゃん」とはじめ、それをきっかけに会場全体でコールが続きコンサートがスタート。マリンにとって初参戦となった矢沢永吉コンサートのレポートを紹介しました。





