サッカー元日本代表FW大迫勇也選手が29日、所属するヴィッセル神戸の学校訪問事業で神戸市内の小学校を訪れ、子どもたちと交流を深めるとともに、今後への意気込みも述べました。
子どもたちにサッカーに触れる機会を増やしてもらおうと、ヴィッセルが2010年から続けている社会貢献活動「GOAL for SMILE」。公式戦での得点1ゴールにつきサッカーボール4球を神戸市内の小学校へ寄贈するというものです。

市内の小学校を選手たちが訪れる同企画は、今年で4度目。同日は14選手が39校に訪問し、そのうち神戸市西区の神戸市立東町小学校には大迫選手が登場すると、小学6年生100人の子どもたちが一斉に歓声をあげながら笑顔で出迎えました。

ボールやサイン入りのメッセージなどをプレゼントした後、児童からの質問にも快く応じた大迫選手。サッカーを3歳頃から始めたことや、「小学校時代にリフティングを1000回くらいやっていた」という答えた際には、子どもたちからどよめきも起こりました。

また、チームが勝つために一番大切なことを聞かれた際には、「勝つために何をするべきか、チームのみんなで話し合って試合に臨むのが一番。やるべきことを試合を通してやり続けることを意識している」と真剣にコメント。
サッカー選手を夢見る小学生には「本当にありきたりだけど、いっぱい練習すること。(他の)人よりも。質より量。どんどん練習するだけだと思う」と、自身の経験を踏まえながらアドバイスする様子も。
最後に子どもたちには「今日僕らがプレゼントしたボールを使って、外でいっぱい遊んでください。もちろん勉強も頑張って! 僕自身、神戸の小学校のみんなには頑張ってもらいたいので、応援しています」とメッセージを送っていました。






