かつて、日本の近代化を牽引した「銀の馬車道・鉱石の道」。歴史の足跡を自身の足でたどる旅のさなか、市川町をあとにして向かったのは、北に隣接する神河町です。
今年11月に町制20周年を迎える神河町は、映画『ノルウェイの森』などのロケ地にもなった砥峰(とのみね)・峰山(みねやま)高原をはじめ、四季折々の自然が楽しめるまち。寺前駅で下車し、まずは、情報を求めて神河町観光交流センターへ向かいました。

ハートの形をしていることから、「ハートの町」と呼ばれる神河町。町内のいたるところで、マスコットキャラクターの妖精「カーミン」の姿を見かけます。
館内では、10月中旬から11月初旬に見ごろを迎える高原のすすきや、「妖精のまち」プロジェクトについて教えてもらいました。妖精が本当に暮らしていそうな風景が残る、神河町ならではの取り組みだと感じます。
さっそく観光交流センターでレンタサイクルを借り、旅をスタート。


ペダルをこぎながら向かったのは、自転車で5分ほどの場所に位置する「おおかわち水車公園」。
川沿いの大きな水車をながめつつ進むと、趣のある料亭「こっとん亭」の隣に、かわいいひよこのイラストが目印の「Gelato&Cafe ひよこ」を見つけました。






