プロ野球・セントラルリーグで2年ぶりに優勝した阪神タイガースの優勝記念パレードが11月22日午前、大阪のメインストリート・御堂筋(大阪市中央区)で開催された。

就任1年目の藤川球児監督や、ホームランと打点の2冠王に輝いた主砲・佐藤輝明内野手ら主力選手が3台のバスに分乗し、淀屋橋から心斎橋方面に向かって南へ約1.7キロのコースで「六甲おろし」の大音響のもと、沿道に詰めかけたファンの声援に手を振って応えた。






午前11時前に始まったオープニングセレモニーでは、藤川監督が「来年は必ず、連覇を成し遂げます」とあいさつ。選手会長の中野拓夢内野手は「球団創設90周年の節目に、史上最速で達成できたことをうれしく思います。これもファンの皆さんの温かい声援があったからこそ」と笑顔を見せた。


セレモニーに登壇した吉村洋文・大阪府知事は、「大阪・関西万博が大いに盛り上がり、日本でノーベル賞を受賞された方も関西出身のお2人(大阪大学特任教授・坂口志文氏、京都大学特別教授・北川進氏)。そして阪神タイガース優勝。今年は大阪・関西、本当に素晴らしい年になりました」とメッセージを送った。
そしてパレード終了後、虎党の高市早苗総理に向けて、「(阪神の)優勝パレードやりましたよ、と報告します。G20で南アフリカに行かれているので、(きょうは)物理的に無理だと思いますが、来年は来て下さい、阪神が日本一になったら来て下さい、と言っておきます」と話した。







