ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。サマンサが、以前から交流のある大黒摩季さんとのエピソードを紹介した。
大黒さんは8月から11月までの期間で全国を回るツアーを行っていたが、大阪公演は仕事で行けなかったというサマンサ。しかし、その2日後に和歌山公演があり、大黒さんが前日に和歌山入りすることが判明。大黒さんのマネージャーの計らいで、会食の場に同席することになったという。
会食中、いろいろな話をするなかで大黒さんが、サマンサがプロデュースしたアーティスト・samsonixの楽曲について「よかったよ」とひと言。
作詞・作曲ともに手がけたサマンサが感動していると、続けて「サマンサはメロディを作るほうが向いていると思うけど、歌詞づくりはどうだった?」と尋ねられたという。「歌詞は、どう伝えたらいいかがわからなくて難しかった」と答えると、「でも、一から十まで自分でやり遂げたんだよね。偉かったよ」と言葉をかけてくれたという。
さらに、「もしも歌詞で悩むのなら、そこは誰かに任せてもいい。それでいい曲ができるなら、それもあり。自分の特化している部分を強みにして、そうじゃない部分は誰とどうすれば広がっていくかを考えるのも大事」とアドバイス。
このときの心境について、サマンサは「『次回悩んだら相談してもいいか』と聞くとうなずいてくれて、その瞬間、グッときたよ」と興奮気味に話した。
サマンサは、他愛もない話に耳を傾けてくれたありがたみを感じつつ翌日のライブに行ったそうで、この一連の話を聞いたマリンは「鳥肌がたった!」と感動していた。
翌日、ライブ終わりに大黒さんの楽屋に挨拶へ。ツアーの内容はどうだったかと尋ねられたため、「見てきたなかで1番感動したかも」「ラテン音楽を取り入れたコンセプトのライブだったので、変化球があって期待以上だった」と伝えたとのこと。
このコメントを聞いたマリンは、「こういうことを言い合える仲というのがすごい」と反応していた。





