後日突然、大黒さんからサマンサのもとに「ありがとう♡」というメッセージとURLが送られてきたという。そのURLにアクセスすると、サマンサが担当しているラジオ番組のリスナーのSNS投稿ページにつながった。
そこには、「サマンサさんのラジオのリスナーなので、大黒摩季さんが身近な存在です。来年は久しぶりにライブに行きたいです」と書かれていた。
これを受けてサマンサは、「(大黒さんのメールには)『あなたの仕事のなかでリスナーさんとつながっている部分が、結果的に自分(大黒さん)にとってありがたいサイクルを生んでいるから、いつもありがとう』という意味を含んでいる。摩季姉さんは、文でじゃらじゃら言えへんのよね」とほめたたえた。
大黒さんが千秋楽を迎えたあと、サマンサは以下の文章をSNSに投稿した。
「あなたが大黒摩季でいること、それはとてつもなく偉大なことですね。けど、それはあなたにしかできないことだと知り、前へ前へと突き進むあなたの後ろ姿は勇敢で、愛おしくて、尊い。そんな勇者みたいでお姉さんみたいな存在。出会ってから8年、どうもありがとう」
その後、大黒さんの公式Xからリアクションがあったそうで、サマンサは「直接伝えることも大事だけど、こういうSNSを使ったコミュニケーションを通して再認識できることもあるんだなと(思った)。いまの時代だからこそできることだなと感じた」と振り返り、マリンは「話に聞き入ってしまいました!」と感動していた。

(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年11月20日放送回より





