上戸彩、大阪で明かした『ズートピア2』公開後の手応え 9年ぶりジュディ再演に込めた思い

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 俳優の上戸彩さんが、14日、大阪市内で行われた「OSAKA光のルネサンス2025」大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング初回上映セレモニーにゲスト出演。ディズニー映画最新作 『ズートピア2』で日本版声優をつとめる思いや秘話を語りました。

上戸彩さん(写真:ラジオ関西)

 光のアートイベント「OSAKA光のルネサンス」(2025年12月14日~12月25日)の目玉となる、大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング。今回、ディズニーの人気作品『ズートピア2』との連携プログラムが組み込まれ、上戸さんが日本版声優を担う「ジュディ」をはじめとする主要キャラクターが、劇中歌「Zoo」にあわせて映画の世界観にインスパイアされた姿で登場。その後には、「光輝く大阪の夜」と題されたメインプログラムが上映されます。

 世界各国、そして、日本でも、公開から人気を博している、『ズートピア2』。上戸さんは、「海外ではものすごくヒットしていると言われたなかでの日本の公開だったので、みんな、ちょっとプレッシャーがあったり、ソワソワしている感じもありました。日本でも記録を叩きだしているようで、安心した気持ち」と率直な感想を吐露します。

 大ヒットした前作『ズートピア』から9年ぶりに、『ズートピア2』でも、頑張り屋なウサギ初の警察官・ジュディの声を担当することになった上戸さんですが、その喜びとともにプレッシャーもあったよう。

「ストーリー的には、ジュディと(相棒のキツネの『ニック』がバディを組んで1週間後の話から始まるので、そこに、9年のブランクをファンの皆さんに感じ取られないようにしたのと、ただ気を付けたというよりも、自分では(当時の)感覚を忘れていたこともあり、もう1回、イチからジュディの声をつくる気持ちでやりました」と、初心に帰って“声づくり”に挑んだそうです。

 その大きなサポート役となったのは、上戸さんのお子さんだったといいます。「私の娘が厳しくて、家でボソっとひとこと練習したとき、『ママ、それジュディの声じゃない! ママの声だよ』と言われたり、『今の声は高すぎるね』など、けっこうダメ出しされました。スタジオに一緒に来てほしいくらいでした」と、秘話を明かしました。

『ズートピア』『ズートピア2』でのジュディというキャラクターについて、上戸さんは、「一生懸命な方は応援したくなる。ジュディは時々ドジをしてしまうけど、彼女らしく一生懸命に前しか見ないで突き進むのが、彼女の魅力」と語ります。

 ちなみに、上戸さんの同作でのジュディ以外のお気に入りのキャラクターは、「フラッシュ」。「前作でも出てきましたが、運転免許センターの受付をやっているナマケモノのキャラクター。前作ではフラッシュが出てくると、海外も日本も、ドッと笑いが起きていましたが、今作ではかっこいい出方をしているので、映画(の要)を全部持っていっちゃう。いいキャラクターですし、うらやましいなと思うくらいファンがものすごく多いです」(上戸さん)。

(C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

『ズートピア2』では、そのスピード感や、没入できる内容、さらに新キャラクターにも注目だという、上戸さん。同作のポイントについて、「『自分らしく生きていくってどういうことなのだろう』『どうして自分には真のパートナーが見つからないんだろう』『本当のパートナーはどうやって見つけるんだろう』などのヒントが、今作には込められていると思う」と述べます。

 そのうえで、「小さいお子さんが『かわいいね~』と観られる映画であり、大人にとっては本当に心につきささるようなメッセージもすごくあります。なので、もう観た方はまた映画館に行って違う角度で新しいところを見つけてほしい。まだ観ていない方も、ぜひ、お友だちやご家族、お孫さん、おじいちゃんおばあちゃんなど、もうみんなで見に行ってほしい。年末年始はぜひ『ズートピア2』で染まってください!」と呼びかけていました。

上戸彩さん(左)と大阪市の横山英幸市長。大阪市中央公会堂プロジェクションマッピング、『ズートピア2』との連携プログラムを背に  (C) 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.  (写真:ラジオ関西)
LINEで送る

関連記事