兵庫県によると、同県姫路市の養鶏場で12月15日、鳥インフルエンザに感染したニワトリが確認された。 同日午前9時ごろ、姫路市の養鶏場で「死んだニワトリの数が増えた」と連絡があった。

姫路家畜保健衛生所での遺伝子検査の結果、8羽から致死率の高い高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたため、県は16日、インフルエンザ対策本部を設置、同場で飼育されている約24万羽の殺処分を始めた。

県によると、2021年に15.6万羽を処分したが、それを上回る最多となる。
対策本部会議を終え、斎藤元彦知事は、「現場の殺処分や防疫措置など過去最大級のため時間はかかると思う。殺処分のめどについて約1週間はかかるのではないか」と述べた。


厚生労働省や兵庫県は、仮に食品(鶏卵、鶏肉)を食べたとしても、これにより鳥インフルエンザが人に感染することはないとしている。


