この停留場近くにある喫茶「ブルートレイン」は、1980(昭和55)年創業の鉄道ファンが集うお店。座席をはじめ昔の客車をイメージして設計されており、圧巻は店内を見え隠れしながら一周する全長45メートルのHOゲージの鉄道ジオラマ。濃いめの珈琲(コーヒー)をすすりながら店主の鉄道愛に包まれた力作を堪能してみてください。



このあと富山大橋で一級河川の神通川(じんづうがわ)を渡ると、次は『トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)』停留場。分類の仕方によりますが、これ、日本一長い駅名かも。
このあとは左手に広大な五福公園や県営富山球場を眺めながら、終点『富山大学前』に到着します。


では最後に、「南富山駅前行」も少し紹介しましょう。平日昼間は7分30秒おきに運行され、『富山駅』を出るとしばらくは市内中心部を走り抜けます。
約21分走って、終点『南富山駅前』に、昭和40年製の車両を復刻した7000形レトロ電車が到着。ここには研修センターや市内電車の車庫も設けられており、市内電車と鉄道線の「不二越・上滝線」が接続します。



LRVからベテラン車両までいろんな車両が走る市内電車。コンパクトシティを標榜する富山で、市民や観光客の重要な足として活躍し、運賃は均一で240円です。
ほかにも富山には、鉄道ファンにはおなじみのJR氷見線の雨晴海岸の風景や、高岡市内の路面を走る万葉線、そして旧北陸本線だった3セク「あいの風とやま鉄道」などが走り、まさに鉄道王国としての風格を見せています。
新鮮な海鮮ネタや名物ブラックラーメンに旨い地酒にも出会える富山の旅。ぜひ市内電車を活用して楽しんでみてください。(羽川英樹)






