夢のあとを訪ねて 大阪・関西万博が終わって3か月 夢洲のいま 隣の舞洲まで歩いてみた

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 約半年にわたって盛り上がりを見せた大阪・関西万博。閉幕してから、はや3か月が経った。連日にわたって人、人、人でごった返した最寄駅、大阪メトロ中央線の夢洲駅や、会場の今の様子はどうなっているか、訪ねてみた。

 大阪市此花区の夢洲に直行する唯一の鉄道アクセスだった、大阪メトロ。万博会期中、中央線は、最小2分30秒(最大6分)間隔で運行するほど。市内の東西を走る主要路線でもあったため、通勤・通学客らも含めて、まさにフル稼働で輸送。コスモスクエア駅から夢洲駅間の1日の運行本数は375本を数えた。

 それが、今では万博開幕前のダイヤに戻り、中央線の平日の運行本数は上りが376本→177本、下りが379本→181本に。下りのほぼ半分がコスモスクエア行きになり、コスモスクエア駅から夢洲駅間の1日の運行本数は平日が99本(最小3分20秒から最大20分間隔)、土・日・休日は84本(最小5分から最大20分間隔)にまで削減されている。

 平日の通勤時間帯の終盤、9時ごろに堺筋本町駅から中央線に乗車。コスモスクエア駅を出ると、気づけば一両に乗客は2~3人ほど。車両によっては誰もいないところも。

 万博会期中、夢洲に近づくと、コブクロが歌うテーマソング「この地球(ほし)の続きを」が車内に流れ、ワクワクムードが高まったが、当然、いまは曲が流れることはなく、そのまま終点・夢洲駅に到着した。

 ホームに降り立つと、工事関係者だろうか、10~20人くらいが下車。ホームやコンコースは、万博当時が嘘かのようにひっそりしている。改札口までのストロークにあるビジョンに夢洲の歴史を振り返る映像が映し出されるのを見ながら、駅を出る。

 出口のところにあった広告看板も、今はない。でかでかとした阿部寛さん、向井理さんが出迎えていた頃がなつかしい。観光客だろうか、私と同じように今の夢洲駅を見に来た人が、写真をおさめる様子もあった。

夢洲駅のコンコース

 長いエスカレーターを上がって地上に出ると、すぐに工事の白い柵が。大屋根リングを含めて、万博会場に近づくことはできない。フェンス越しに少しばかり面影を観ることもできるが、「関係者以外、立ち入り禁止」の看板も所々に掲げられている。

駅を出て地上に上がると、白い柵が張られていた
フェンス越しに、万博の面影を観ることもできる

 せっかく夢洲駅に来たので、今回はとなりの人工島・舞洲(まいしま)まで行ってみた。夢洲駅のエスカレーター・階段側の出口を出て、反対側にまわると、舞洲方面に続く歩道に進むことができる。

 少し歩くと、そこには、コスモスクエアやATCなどがある大阪南港と舞洲方面を結ぶ大きな幹線道路がある。今も、大型トラックなどが頻繁に走るそばで、大きな幅の歩道を一路、舞洲方面へ。途中、道の反対側にあるコンビニは、いまや夢洲で貴重なお店に。

大きな道路沿いに、幅広い歩道。先には夢舞大橋
道路を挟んで向こう側にはコンビニがある
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