夢のあとを訪ねて 大阪・関西万博が終わって3か月 夢洲のいま 隣の舞洲まで歩いてみた

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 夢洲と舞洲を結ぶ夢舞大橋。昨年1月19日の夢洲駅開業にあわせて西側の歩道が通れるようになり、万博会期中、歩いて渡った人もいるだろう。全長が1キロメートル近くあるこの橋は、中央に向かって上り坂。少しきつく感じるのかなと思われたが、好天に恵まれたことや、万博会場の様子が気になったこともあってか、気づけば中央の最も高いところまで来ていた。

大型トラックなど、大型車両が頻繁に行き交う
夢舞大橋から、大阪・関西万博の会場だった場所や、大屋根リングなどを見る

 そこから改めて万博会場を見ると、手前にはクレーンが数多く並び、その奥にはひっそりと大屋根リングがたたずんでいる。解体はすでに始まっている大阪・関西万博の象徴。その光景が見られなくなるのは、やはり寂しくも感じる。

クレーン車が多く並ぶ

 夢洲駅から記者の足で約30分歩き、橋の舞洲側に到着。そこにはちょうど、サッカー・Jリーグのセレッソ大阪が練習拠点とするグラウンドやクラブハウスがある。この日はちょうどトップチームの練習公開日で、サポーターの姿も多く見られた。2面あるピッチのうち、もう1つでは、女子サッカー・WEリーグのセレッソ大阪ヤンマーレディースの選手たちがトレーニングを行っていた。

 舞洲には、このほかにも、プロ野球・オリックスバファローズの2軍の本拠地や、高校野球などで頻繁に使われる大阪シティ信用金庫スタジアム、プロバスケットボール・Bリーグの大阪エヴェッサがホームアリーナとするおおきにアリーナ舞洲など、スポーツ関連施設が揃う。

夢舞大橋の舞洲側すぐのところに、セレッソ大阪の練習グラウンドやクラブハウスがある。その奥には、大阪シティ信用金庫スタジアムや、おおきにアリーナ舞洲なども

 普段、車利用以外で、公共交通機関を使うときは、JR桜島駅または大阪メトロのコスモスクエア駅からのバスが交通手段の頼みの綱。プロスポーツ、高校野球、コンサートなど、大きなイベントが行われるときは混雑必至だ。できることなら、舞洲まで電車が延伸してもらいたいところだが、JR桜島線や京阪中之島線の延伸が検討されてはいるものの、それは先の話になりそう。

 記者は再び、舞洲側から、夢舞大橋を通って、帰路へ。途中、橋を猛烈な勢いで通るトラックが「ガタンゴトン」と道を揺らす様子に驚きつつも、大阪湾を横目に歩き進め、夢洲駅に到着した。しばらくは、今のような状態が続くのだろうが、この駅に活気が戻るのはいつになるのか。IR(統合型リゾート)開発、万博跡地の活用の動向などが気になりつつ、「ミャクミャク」を見かけなかったことに一抹の寂しさを覚えながら、夢洲を後にした。

夢洲駅
夢洲駅。右奥には小さくコンビニも
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